2018年01月02日

2018年の予想と方針

と、その前に、2017年を振り返らなければならない。
http://dividend.seesaa.net/article/445495510.html
メイン予想。
「米金利高。米債券安」
これは2〜5年債は上昇下落、10年債は横ばい、30年債は上昇。当たったとは言い難い。(1/4訂正)
「米ドル高。EUR/USDのショート」
ドルインデックスが-10.1%って事で、大外れ。
「米国株のうち内需系・輸入系が上昇」
なんとも言えぬが、小売系がアマゾンショックで壊滅な印象がある。
「日本株のうち輸出系が上昇」
そもそもドル高(円安)が根拠なので、それが外れたのではどうにもこうにも。
サブ予想。
「日米の銀行株が上昇」大外れ。
「原油は40〜60ドル程度のレンジ相場」これは当たり。
「欧州企業の米国上場ADRが上昇」個別・・としか。DEOやVODは良かったがGSKは酷いし。

とまぁ、外ればかりである。
幸いだったのは、予想した自分自身が殆どこの予想に乗ってないことである(笑)
実行したのはEUR/USDのショートぐらいで、他は特に動いてない。
2017年に当てるべきだったのは日本小型株の高騰であり、そこには全く触れてない。

その当たらぬ予想を再びやることになんの意義があるのかという根本的な疑問には
「正月の余興」と答えよう。


2018年の予想として、もっとも確度が高いのは米国利上げだと思う。
昨年と同じである。
(昨年が当たらなかったからと言って、今年の予想には影響しない。
サイコロを100回振って全く1が出なかったとしても、次回に1が出る確率は6分の1だ)
賃金が上がらないからといって利上げしないなんて有り得ない。
FRBは賃金が横ばい以上なら利上げする。
何故なら、金利の絶対的水準が低いから。
至って単純な理由だ。
だから「景気は良いけど賃金上昇が鈍い」って程度なら必ず利上げする。
もし利上げを逡巡するとしたら、それはリセッションが見えたときになるはず。
FRB及び市場の予想は年3回の利上げのようだが、もう少し多いかもしれない。(理由は後述)

2018年に最も重要なのは、資源価格だと思う。特に原油価格。
資源価格は上昇すると予想する。
それはサウジアラムコのIPOが控えてるからだ。
2019年に先送りとか、上場取り止めで相対売却とか、色々と取り沙汰されてるが、
どっちにしろサウジアラビアは原油価格を上げたいはず。
他の中東諸国もロシアも原油価格を上げたい。
そしてアメリカも、だ。
産油国は全て原油高を望んでる。
では原油消費国はどうか。
中国にとって原油高の与えるダメージはもちろんあるが、
公害問題の解決のために原油高は都合が良いという面もある。
欧州にとっても、原油高で環境保全は政治的に都合が良いという面もある。
そう、原油高は地球の総意だ←言い過ぎ
原油価格は現在の60ドルからジリ高で100ドル前後まで接近すると思う。
(因みに、原油ほど価格を上昇させやすい金融商品はない。元々火種が多い所で揉めれば良いだけだから)

そして現代社会において原油は万物の燃料であり原料だ。
原油が値上がりするなら全ての資源も値上がりする。特に鉄・銅・アルミなどの金属資源。
製品も値上がりする。
そして導かれるのは「物価高」。
思ったよりも強めのインフレが世界各国に訪れると予想する。
(これが米利上げが多いかもしれない理由)

インフレの後押しを受けて欧州は利上げを始めるだろう。
利上げを始める欧州と、利上げを継続する米国。
インパクトの大きさを考慮すれば、欧州に軍配が上がる。
つまり米ドルに比してユーロ高である。
同じことは豪州・カナダにも言える。
むしろ資源高も相まって豪・加ドル高は加速するはず。

先進国がインフレなら新興国は更にインフレが進む。
基本は株高だが、資源国か否かで2極化する。
中国は資源の輸入も輸出も大きく、痛し痒し。
ロシア・ブラジル・南ア・インドネシア・マレーシアには追い風。
インドにはやや逆風だろう。

ユーロ高は、ギリシャ等の観光国にとっても都合が悪いし、なによりドイツ経済にとって逆風だ。
であれば資源もない欧州株全般は軟調だろう。
豪州経済にも豪ドル高は逆風だが、資源高と相殺される。カナダも同様。
相対的な米ドル安は米国経済に追い風で、そこに原油高の追撃がある。
ならば米国株全般は好調だろう。

日本株は、少なくとも大型株はパッとしないと思う。
不慣れなインフレに戸惑うばかりで、迷いの1年となると予想する。
その迷いが増幅される小型株は、ハイ・ボラティリティを予想する。
2017年で大きくなった個人投資家の資産が、上下に大きく揺さぶられ、悲喜こもごもな1年に。
もちろん、殆どの個人投資家は底でブン投げることになる。
+100%とか+200%とか言ってたのが、泡と消えるのだ。
そして2017年の仮想通貨の利益分の税金が払えずに破産(笑)

ゴールド?
これは他の資源とは性格が異なり、たぶん同一に高騰することはないだろう。


そして導き出される2018年の方針。
昨年と同様に、外国の金利高に直接ベットするのは困難で、これは無視しよう。
日本の個人投資家にとって最も扱いやすいのが
「資源高と自国通貨安の恩恵を受ける国の株式」で、それはアメリカ株だ。
(ただし、対ユーロで通貨安なだけで、対円でどうかはなんとも言えず、
しかもそのドル円の影響の方が大きいと思われるという大問題が・・・・・)
次点として資源高の恩恵を受けるのが
オーストラリア・ニュージーランド・ロシア・ブラジル・南ア・インドネシア・マレーシアの株式。
それぞれの国の、資源関連会社の個別株を買えば、更に素晴らしい。
単純に原油ダブルブルETN(2038)って手もあるかも。
株安とユーロ高を生かして欧州債券(ヘッジなし)も美味しそう。
通貨はEUR/USDのロングってことになるのだが、マイナス68円/日のスワップは厳しい。
お手軽なところではAUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY、ZAR/JPYのロングか。




P.S.
「サイコロを100回振って全く1が出なかったとしても、次回に1が出る確率は6分の1」
と前述したが、これは嘘だ。
これはイカサマ賽の可能性が高く、正解は「次回に1が出る確率は、ほぼゼロ」。


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posted by 冬葉ツトム at 12:00 | Comment(2) | 雑記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 明けまして、おめでとうございます。いつも参考にさせて頂いております。
Posted by Mahiro at 2018年01月02日 21:41
Mahiroさん、あけましておめでとうございます。

Posted by 管理人 at 2018年01月02日 21:56
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