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2017年01月03日

2017年の予想と方針

2017年の予想として、もっとも確度が高いのは米国利上げだと思う。
FRBの予定通り年3回、少なくとも2回はあると思ってる。
「2016年だって年4回予想が結果1回じゃないか。当てにならない!」という声もあるが、
あれは2015年末の利上げ後に株価が下げたから追加利上げが出来なくなったのだと思ってる。
今は逆に株価が上がってる。であれば、FRBの想定に近い利上げになるんじゃないか。
(まぁそれも年明けの値動き次第だが、1年前の下げ要因だった原油は落ち着いてる。原油は後述)

という事で米利上げが続くならそれに伴ってドル高という予想が、風が吹けば桶屋が的に導かれる。
そしてドル高は米国の輸出系企業には逆風となる。
輸出系というかグローバル企業と見れば、米株指数は下げるはず。
しかしトランプ政策も相まって、米国の内需系企業には強烈な追い風が吹く。
指数は下げる(もたつく)が、特定の銘柄だけが高騰する。この確度も結構高いと思う。
(未経験だが、 ニフティ・フィフティ相場やドットコムバブルがそんな感じだったのだろうか)

米利上げによる金利差拡大で円安。これも予想しやすい。
しかしこれは日本が低金利を維持した場合に成り立つ予想だ。
日銀がイールドカーブ・コントロール方針を維持し成功するという仮定が必要。
また、米利上げによるドル高を想定するならドル高=円安も予想できる。
しかしドル高=円安とは限らない。ドル高&円高も有り得る。
ドル高→リスクオフ→円安という考え方もあるが、米株指数が下げてる状態を
はたしてマーケットはリスクオフと認識するだろうか?
結局のところ、円安もありそうだが、確度はやや落ちると思う。

日本株はどうか。
ドル高によりもしも円安になるなら、日本の輸出系企業は好調だろう。これは結構確度が高め。
であれば日本株指数も堅調である。
内需系企業については銀行次第だろう。
そして銀行は長期金利上昇とドッド・フランク法廃止を仮定すれば業績好調だろう。
つまり日本株は為替とFRBとトランプ次第で堅調である。
仮定するポイントが結構多く、確度はそれほど高くないと思う。

原油はどうか。
2014〜2016年の原油安はシェールという新規のビッグプレイヤーの出現により
ゲームバランスが崩れた結果だと思う。
そして混乱は徐々に終息する。
北米勢はこれ以上の淘汰は望んでいない。
中東勢はサウジアラムコのIPO前で波乱は避けたい。
ロシアやブラジルは経済立て直しに原油価格高位安定が必須である。
2017年は40〜60ドル程度で推移し、落ち着いていくと思う。
(そして原油安定は前述の米利上げに繋がる)

欧州株はどうか。
政治スケジュール的に波乱要素が多すぎて、欧州株に資金が向かうとは思えない。
さらに欧州通貨安になるなら、余計に敬遠される。
ただし、企業業績は通貨安により好調の可能性がある。
(実際、ブレグジット以降のイギリス経済はポンド安により好調だ)

新興国株・債券・通貨は?
今年に限った話じゃないが、格段に小さいマーケットなのでどうにでも動く。
上にも下にも予想は出来るが、どちらにしても確度は圧倒的に低い。

ゴールド?
ゴールドは行き場を失った資金が最後に逃げ込む場所だ。
2017年はアメリカドルという世界最大のマーケットが大口を開けて待ってる状態なので、
ゴールドの出る幕はない。


そして導き出される2017年の方針。
最も有望なベット先は米金利高である。つまり米債券安。
しかし日本の個人投資家が財務省債をショートするのは極めて困難。これは諦めよう。
次に有望なのは米ドル高。これはFXで可能だ。具体的にはEUR/USDのショート。
次が米国株のうち内需系・輸入系。MOとかTGTとかKHCとかSJMとか電力株銀行株とか。
(2017年1月4日、電力株を銀行株に訂正)
次が日本株のうち輸出系。自動車とか電機とか。
ここら辺までが手堅いと思う。

その他で見込みがありそうなのは、
日米の銀行株。←トランプとイエレンの様子を見ながら
原油の押し目。←レンジ内の押し目買い・噴き値売り
欧州企業の米国上場ADR。←通貨安による業績好調+ドル高による評価高


ただし、なにをどう予想しようが、私の主力である日本の地味株には影響なさそうなのは困った点である。
2005年みたいな味噌も糞も上がる相場なら助かるのだが・・・・・・・・


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posted by 冬葉ツトム at 12:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。
毎回、分析を参考にさせて貰っています。
利上げの回数に関しては、不動産屋の新大統領がどこまで容認するかだと思っています。
国内に無理やり工場を誘致した企業が軒並み決算が悪くなると面子が丸潰れになりますし
不動産屋が利上げを好感するわけないですし

でもアメリカ以外利上げはしないでしょうからおっしゃる通りFXは堅そうですね。
株に関しては配当利回りが下がる一方で銘柄選択の幅の狭まりを感じます。
Posted by スコーン at 2017年01月04日 13:23
スコーンさん、あけましておめでとうございます。
たしかに負債の大きい不動産会社は利上げを嫌がるでしょうね。
ただし物価上昇に沿った利上げなら許容しそうと思ってます。
(というか、物価上昇で利上げせざるを得なくなると見てます)

仰るとおり、私の持ち株も配当利回り3%割れが半分近くなってます。
もう新規に買う季節ではないのかもしれません。
Posted by 管理人 at 2017年01月04日 23:37
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