2014年06月20日

配当性向は低いほど良い・・・・・のか?

記事のネタを思いつくこともあるのだが、一晩寝ると大抵忘れてしまう。
思いついたときにメモでもしておけば良いのだろうが、それもまた面倒で。
で、そういう時に都合が良いのは、他人のブログの記事からネタを仕入れる事。
これなら自分でメモしなくても残ってるので、最近はそればっかり。
(そのブログが何処だったか忘れちゃう場合もあるが(笑))

勝手リンク先の「偏屈たぬきのへそまがり投資日記」に、
「配当性向は低いほど良い」という記事があった。
成長株投資であれば配当などない方が良いし、
配当株投資であっても配当性向が低い方が増配余地があって減配リスクが少なかったりする。
配当性向が高くて高配当なのを単純に選んじゃいけないよ・・・・
という記事だと思う。
これを私の場合で考えてみる。

保有株の中で配当性向の高い銘柄に、どれほどの減配リスクがあるのか。

日本エス・エイチ・エルを見ると、配当性向は50%と高めである。
取引相手が法人で既にシェアが高いので、そう簡単に事業が崩れるとは思えない。
が、ライセンス先との契約次第でもあり、万が一って場合はあるだろう。
しかしSHLの場合は、とにかくコストが掛からない。
研究開発に莫大な費用が掛かる訳でもなく、工場を建てないと生産出来ない訳でもないし、
全国に出店しなきゃいけない訳でもない。
なので、少なくとも大赤字は無いはずで、減配リスクも低いだろうと推測できる。

サンゲツは配当性向は明示してないのだが、75円配当の固定で、
実績としては配当性向70%程度である。
壁紙という流行り廃りの少ない商材だけあって大崩れはないとは思ってるが、
もし大赤字になったらどうか。
しかしサンゲツの場合、現預金を200億円、国債を200億円も持ってるのだ。
継続的な赤字でない限り、年30億円ほどの配当が払えないというのも考え難いと推測できる。

コネクシオの配当性向は40%を目処にしている。
兼松エレクトロニクスは明示してないが実績としては配当性向50%。
前者は親会社の伊藤忠商事が48%の株を持ってる。
後者は親会社の兼松が58%も持ってる。
どちらも株主へと言うより親会社への還元である。
これで減配となったら、それはもう反逆と呼ぶべき行為である。
経営陣に配当維持向上のインセンティブが働かない訳がないと推測できる。

エプコは配当性向50%前後を目安という還元方針である。
まだ新興企業という立場を考えても、50%という数字は結構高い。
しかし支払った配当の4分の1は社長に帰るのだ。
しかも配当の15%ほどはパナソニックに、10%弱はLIXILに行く。
まだ小さいエプコにとって、巨大な取引先の両社に向けての「貢物」として
配当が活躍していると考えれば、簡単に減配したくはないだろうと推測できる。


という事で、それぞれに減配されにくい事情や減配したくない事情がある。
ネタ元の記事には「配当性向の高い企業こそ株主還元に熱心と考えて失敗」
というような記述があるが、配当性向を高くせざるを得ない企業というのも多い。
配当額を決める力を持った人と自分とが、利害関係が一致してるかどうかが重要。

まぁ結局、ケースバイケースであるという、ネタ元の記事と同様の結論になるのだが。

さらに言えば、もう一つの問題点「増配余地の無さ」について。
たしかにこれから還元を厚くする銘柄に比べれば増配余地は無い。
が、株価が安いときに買っておきさえすれば最初から充分に高配当であり、
(因みに私のコネクシオの買値は500円未満で、現在の配当利回り7%超)
むやみに増配を願う必要が無いという、そもそも論的な解決策も捻りだせない事もない。


スポンサード リンク
posted by 冬葉ツトム at 17:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

Copyright(C) 2009-2020 配当金生活 all rights reserved.