2013年12月27日

2013年末の中国株式ポートフォリオ

最大7銘柄保有してたのだが、12月に2銘柄売却した。
00639首鋼福山資源(ショーガンフーシャン)は石炭の製造販売会社だが、
世界のエネルギー事情や中国の環境事情を考えると明らかに逆風だと思うので売却。
00130慕詩国際(モイスルインター)はアパレル小物のショップチェーンだが、
この手の小売店の出店で拡大していくタイプの会社はどうにも好きになれないので売却。
業績は低迷してるが、もうそろそろ立ち直りそうではあるが。
どちらも買値を上回らなかったが、為替のおかげで少し利益が出た。

できた資金で残った5銘柄を買い増ししたが、その5銘柄は以下の通り。

00239 白花油(パクファーヨウ)
白花油というのは古くから中国で伝わる万能薬のこと。
頭痛・肩こり・虫さされ・切り傷・火傷・鼻づまりなど、万病に効きます(笑)
日本で言えばキンカンみたいなものかなぁと思うが、既にキンカンも死語だろうか。
素人民謡名人戦とか懐かしいですけど。
蝦蟇の油に例えた方が適切そうだが、余計に誰も知らないだろうな。
この会社は「和興」というブランドで白花油を売ってる大手。amazonでも買える。
で、業績等だが、古典ブランドを抱えてるだけあって非常に安定してる。
中国株には珍しく四半期配当を実施してるのも、安定感に自信があるからかも。
その配当は増配傾向にあり、前期は普通配当0.131HKD+特別配当0.028HKD=0.159HKD。
特配も含めれば現値で利回り5%ぐらい。


00550 先伝媒集団(シンデレラメディア)
広告・印刷会社。
中国東方航空、中国南方航空、チャイナエアライン、香港航空の機内誌を毎月発行。
月に1465万人の乗客の目に触れる(可能性がある)らしい。
他にも20年前からリクルート雑誌を週2回発行してる。
これらの雑誌類に載せる広告が事業の主体。
その他に海外顧客を中心に印刷業を。英国・米国・豪州向けで8割の売上げ。
業績だが、大手航空会社の機内誌ってことで、安定感もあるし伸び代もある。
日本のバブル期のリクルート社のイケイケっぷりも想い起こさせるし。
なんとなく、適度に夢を見られる銘柄かなぁと。
配当は前期が普通配当0.28HKD+特別配当0.1HKD=0.38HKD。
特配も含めれば現値で利回り13%ぐらい。普通配だけでも9%台。


00677 金源米業(ゴールデンリソーシズ)
米の卸売、加工、包装、販売。
「金象牌」というのが主力ブランド。
これは1987年のTVCM。ガンダム?

続いて2002年。美人登場。オバサンだが。

そして2005年。現代日本でも普通に流せる。

高級ブランドとしてオーストラリア産の「カンガルー米」とか、
「桜城牌日本真珠米」というカリフォルニア米も(笑)
とにかく主食を押さえてる会社は強いんじゃないかと妄想。
食品偽装とか、日常茶飯事すぎて問題にならなさそうだし。
配当は中国株には珍しい安定配当を続けてる。
ずっと中間配当0.012HKD+期末配当0.012HKD=0.024HKD。
現値で利回り5.5%ぐらい。
ただし、株価が1HKDを割ってるのでひょっとしたら現地ではボロ株扱いなのかもしれない。


00737 合和公路基建(ホープウェルハイウェイ)
高速道路の建設運営。00054合和実業の子会社。
「広州・深セン高速道路」は広州市と香港・深センを繋ぐ。
「珠江デルタ西岸道路」の第1期・2期・3期工事は
広州市からマカオの入り口である珠海市を繋ぐ。
最終的にはマカオまで延びて、さらにマカオ・香港間の海底トンネルも出来て
ぐるっと1周するらしい。
関所を押さえてる訳で美味しい商売である。
しかし設備投資にコストが掛かってるうちはあまり利益は出ない。
この会社が本当に美味しいのは、中国の成長が3%程度の巡航速度になった時。
新しい高速道路を造る必要もなく、利益が出続ける。
配当は2011、2012年と0.34HKDが続いたのだが、
2013年は普通配当だけで約0.236HKD。特別配当も含めて約0.36HKD。
なにしろEPSが0.25HKDしかなかったので普通配の減配は当然。
しかし特配で埋め合わせたのは還元意欲の強さを伺わせる。
今期の予想EPSは0.22で予想配当は0.21なのだが、どうなるのか。
もし0.35HKDなら現値で利回り9.5%。0.21HKDでも5.7%。


02300 澳科(AMVIGアムビッグ)
たばこの巻紙の印刷・製造。その巻紙の原料になる転写紙とレーザーフィルムの製造。
顧客のほとんどは中国国有企業でシェアは13%。
売上高のうち、高価格帯煙草が72%、中価格帯煙草が8%、低価格帯煙草が20%。
北京工場では湖南中煙工業の白沙ブランドの高級品「白沙和天下」など。
南京工場では江蘇中煙工業の南京ブランドの高級品「南京九五至尊」など。
どちらの煙草も150元ぐらいで売られてる。
実は中国では100元以上の煙草を売ってはいけないらしい。
なぜ価格が規制されてるのか、なぜ規制されてるのに売られてるのか?
それは高級煙草の利用用途が「賄賂」だからです。
大事な事だからもう一度書きます。「ワ イ ロ」だから(笑)
ダイヤモンドと同じで、高い値段を付ければ付けるほど売れる。
因みに高価格帯煙草の粗利益率は39%もある。
永遠の輝きならぬ、永遠のボロ儲け。
配当は2010年が0.226HKD、2011年が0.237HKDと来て、
2012年は素直に0.25ぐらいかと思いきや、普通配当0.18HKD+特別配当1.08HKD。
なおEPSは0.45なので普通配だけだと少ないが特配込みだと多すぎる。
正直、配当政策がよく解らない状態。
もし前期の1.26HKDなら現値で利回り35%! 今期予想の0.19HKDなら5.3%。


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posted by 冬葉ツトム at 16:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | 中国株 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白花油だけの売り上げは安定してると思いますが、その他に株式や不動産に投資をしてるので、実際の純利益は非常に不安定です。

2008年の純利益はマイナスでしたよ。
2009年には大幅回復した後、何を投資したのか2011年は純利益がまた半減しました。
そして今年は中国株上昇のおかげで暴騰しましたが、これが今後どうなることやら・・・
Posted by ぶりおお at 2015年06月26日 09:40
ぶりおおさん、こんにちは。
そうですか。情報ありがとうございます。

インカム狙いの私としては、純利益が半減した事より、
純利益が半減しても普通配当を維持した事の方が重要でして。
この辺、キャピタルゲイン狙いの方とは感覚が違うと思います。

まぁ、資産全体の0.5%ぐらいしか持ってないので、
あまり気にしてないってのもありますが、
それを言っちゃうと身も蓋もありませんけどね(笑)

Posted by 管理人 at 2015年06月26日 12:34
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