2011年02月11日

DIAMワールド・リート・インカム・オープン(世界家主倶楽部)

「DIAMワールド・リート・インカム・オープン」も保有してる。
買った理由をまとめたいが、前回の記事と同様に書き散らかして終わりそうだが。

正式名称:DIAMワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算コース)
愛称:世界家主倶楽部
設定・運用:DIAMアセットマネジメント
信託期間:無期限(2004年4月23日設定)
決算日:毎月9日

申込手数料率:3.15%(税抜3.0%)を上限として販売会社が定める率
信託報酬:純資産総額に対して年率1.659%(税抜1.58%)
信託財産留保額:解約の申込日の翌営業日の基準価額に対して、0.3%を乗じて得た額

内容は、日本を除く世界の不動産投信等(REIT)に投資するファンド。
基本的な配分は、米国40%とその他60%。

実際のポートフォリオの内容だが、2010年末の国別組入れ比率は
北米 米国 36.66%
    カナダ 7.85%
    計 44.50%
欧州 ベルギー 2.12%
    フランス 6.14%
    ドイツ 0.57%
    オランダ 7.41%
    英国 4.98%
    計 21.22%
アジア・オセアニア オーストラリア 20.69%
         ニュージーランド 1.21%
         香港 1.29%
         シンガポール 5.82%
         計 29.00%
となっている。
他の海外リートファンドに比べると、アメリカが少なめなのが特徴的。

資産別の比率は
DIAM US・リート・オープン・マザーファンド(これが米国に投資してる)に於いては
オフィス30.79%、小売17.10%、混合型7.40%、住居施設17.41%、工業8.61%、その他14.23%
DIAM インターナショナル・リート・インカム・オープン・マザーファンド(米国以外に投資)に於いては
オフィス13.51%、小売28.54%、工業13.57%、混合型38.93%、ホテル1.48%、ヘルスケア0.48%
となってる。
米国ではオフィスが、それ以外では小売に重点が置かれてる。

組入銘柄数は82。
組入れ1位はCFSリテール・プロパティ・トラストというオーストラリアの商業施設に投資するリート。
これが組入れ比率4.95%。利回りが約6.8%。
2位がウニベイル・ロダムコというフランスの混合型リート。組入れ比率4.46%。利回り約5.7%。

ポートフォリオ全体の平均利回りは書かれてないのだが、この上位銘柄を見る限り5〜6%程度だろうか。
最近の分配金は35円が続いてる。昨年末の基準価額が3504円。
35*12/3504*100=約12%。
概算ながら利回り5〜6%のリートから信託報酬1.659%を引いて3.341〜4.341%。
それが12%になる。前回の世界銀行債券ファンドと同様に摩訶不思議な状態。

運用報告書から第73期(2010/6/10〜2010/7/9)を見てみる。
配当等収益(費用控除後)18億7243万0633円に対して分配金27億1551万5813円。
これは解りやすい。あからさまなタコ足分配。
しかし追加信託差損益金(配当等相当額)が717億6926万5699円もあるので、これで支払えてる。

この73期が最もマシで、続く74期は更に酷く配当等収益2.9億円で分配金26.8億円。
75期が配当等収益6.9億円で分配金26.5億円。
76期が配当等収益10.4億円で分配金25.4億円。
77期が配当等収益3.7億円で分配金24.8億円。
78期が配当等収益1.1億円で分配金24.4億円。

半年分の収益合計43.7億円では、2か月分の分配金も賄えないという悲惨な状態。
しかも、78期では虎の子の追加信託差損益金(配当等相当額)も563億0077万3066円まで減少してる。
年200億円以上のペースで減少してるので、2年ぐらいで消滅する計算。
いずれは分配金減額は免れない。

では幾らになるか?
配当等収益が月平均7.28億円。これだけで賄うとすると分配金は今の35円から9.4円ぐらいになる。
これは収益調整金を1円も使わずに温存した場合なので、ちょっと極端。
収益調整金を10年もたせようとすると、月4.5億円ぐらいは使える。これで分配金15.2円。
5年もてばよいなら、月9億円で分配金21円。
15〜20円というところか。
ただしこれは今すぐに減額する場合で、収益調整金が減ってから減額するなら10円も有り得る。


出来る限り早く、分配金を15円まで減額して欲しいと考えてる。
本当はマトモな分配の海外リートファンドが買いたかったが、見つからなかった。
毎月分配型で、ほぼ配当等収益の範囲で分配してて、純資産が100億円以上で、信託期間が無期限で、
リスク2階建ての通貨選択型は除いて・・・と絞り込むと、これだけで殆んど無くなった。
残った数種類を見ると、配分が米国重視なのが気に入らなかった。
(リートの市場規模で考えれば米国が6割ぐらいなので、米国重視で正当なのだが。)
結局、これは!と思うのが無かったので、仕方なく選んだ感じが強い。

毎月分配型で、純資産が100億円以上で、信託期間が無期限で、通貨選択型は除いて、米・加・欧・豪・亜に分散。
これがこのファンドを選んだ理由。
このままでは分配維持できない点が条件を満たしてないのだが、むしろ、維持できないから買った。
つまり、「分配金を15円程度に減額したDIAMワールド・リート・インカム・オープン」こそが
欲しかった海外リートファンドだ・・・というのは言い過ぎか。


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posted by 冬葉ツトム at 16:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 保有ファンド | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よく分からない状態ですね。私も欧州の不動産株ファンドを購入したことがあるけれど、海外REITについて投資することはなかった。海外REITも正味で5-6%だとすると、日本のREITに投資しないで海外でおカネを廻す必要はあまりないのかもしれない。
Posted by aa at 2011年02月15日 06:10
私だったら、利回りが同程度のものが2つあったら、むしろ喜んで資金を2等分しますけどね。
リターンは同じでリスクを減らせるのですから。
Posted by 管理人 at 2011年02月15日 09:23
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