2010年03月15日

日本エス・エイチ・エル(後編)

4327日本エス・エイチ・エルの今後10年間を配当中心に考えてみる・・・の続き。

当面の方針としては、新規学卒者の採用選考における適性テストに注力するようだ。
雇用情勢悪化で買い手市場になってる。この中で企業側は選び放題。
選ぶためのツールとして、適性テストが必要とされる。
これで不景気を乗り切るという魂胆だ。

さらに、現在の取引社数2500社を4000社まで増やし、シェア30%→50%を目指すという。
販売代理店26社の取引先が1万社あることから、ここに拡販する皮算用。
2006年度が2029社→07年度が2142社(5.6%増)→08年度が2405社(12.3%増)→09年度が2589社(7.7%増)。
3年で500社増えてるので、1500社なら9年か。
ただ、この500増は割りと景気の良かった時期なので、その分は引いて考える。
反面、最大の販売代理店であるマイコミが親になったことはプラスになりそう。
差し引き、10年ぐらいで50%が達成できても不思議はないような。

これに従来からやってる、Web化の推進。
Webアセスメントツールの売上高比率を65%まで引き上げる目標。
2006年度が43.0%→07年度が46.3%→08年度が52.7%→09年度が56.4%。
これは3〜5年ぐらいで達成できそうな感じだ。10年後なら70%?

10年後にシェア50%なら、売上げ25億円を超えそう。
で、Web化70%なら利益率も上がって、EPS22000円。
配当性向50%で、11000円配当。3/12の終値118500円で計算すると、配当利回り9.28%!

以上が経営陣の思惑通りに事が運んだ時の10年後。

さて、では思惑が外れる要素はなにか?

2008年4月10日、当時の代表取締役社長、清水佑三氏が逝去。
この時は驚いた。たぶん、長期保有の株主の殆んどにとっても大きな驚きだったと思う。
清水氏は創業者であり、筆頭株主でもある。だが、それだけで驚いたわけではないのだ。

日本SHLのWebサイトで「人事部長からの質問」というQ&Aを、
2003/4から亡くなる直前まで続けていたのが清水氏で、
このQ&Aを読んで清水氏の人柄を好感し、それで日本SHLへの投資を決めた。
だから、亡くなった時は驚いた。
投資家として、投資を続けるか否かの判断に迫られた訳だ。

結局、私はお得意の様子見を決め込んで、そのまま保有してる。
Q&Aも「続・人事部長からの質問」として、数人の持ち回りで続けられてる。
現社長の奈良学氏も執筆してる。

経営陣の思惑が外れる要素は、その経営陣にあるかもしれない。
要するに、もうちょっと様子を見ないと、この経営陣が清水氏同様に信頼できるか、
まだ判らないという事だ。
現体制になって、もう2年近く経つ。今のところ、たぶん大丈夫だとは感じてるが。
まだ判らないと書きながら、自分としては何の不安も感じてはいないし。


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posted by 冬葉ツトム at 11:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 保有銘柄 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱ 追加買いだな!(笑)
Posted by eddydesu at 2010年03月15日 19:00
権利日が近いから、普通は薦めませんが、
eddydesuさんは権利落ちで狼狽売りなんて、
しなさそうですね。
ガンガン買い捲って下さい(笑)
Posted by 管理人 at 2010年03月15日 20:51
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