2009年11月25日

配当株の銘柄選択方針

株式の投資方針を考えてみた。銘柄選択は

1.配当が払える業績
2.配当が払える財務
3.配当を払う意欲

この3点を考慮する。大事なのは配当を基準に考える事。
例えば配当が10円だとすると、配当性向から逆算してEPS20〜50円は欲しいところ。
業績の悪い時でもEPS20円、瞬間的に悪化した時でも10円が下値ラインになるように。
もちろん、出来るだけ利益が安定してるのが理想的。
過去の業績を見て、悪い時がどのくらいの業績なのかをチェック。
逆に業績から配当額を考えるのは止めた方が良い。
「配当性向が低いのだから、もっと払えるはず」という、単なる願望になりがちだから。
この願望は、特に好業績の時には幾らでも増える。青天井で切りが無い。
実際に出してる配当額と、それを捻出する利益が安定して存在するか。

財務は、要するに配当を払えるだけの現金があるかって事。
現預金から全負債を引いた額が配当支払額の5年分ぐらいあると安心できるかも。
極端な事を言うと、売掛金なんか信じない。固定資産はゴミだと考える。
上記の業績チェックで「どれくらいの悪い状況」の時に、「どれくらいの業績悪化」で、
それが「どれくらいの期間続くか」を調べる。
すると、配当を払うためには「どれくらいの現預金が必要か」が判るはず。
これに配当支払い以外に使う分を加算して、保有する現預金と見比べる。

「100年に1度の危機だから赤字です」が、当たり前の様にまかり通る会社は避けた方が無難。
逆にそういう会社を底値で買えば高配当になるという考え方は危険だ。
業績回復までの期間も配当を払い続けるためには充分な内部留保が必要だが、
景気次第で大黒字と大赤字を繰り返してる会社に充分な内部留保がある方が可笑しいから。
内部留保とは蓄積。黒字で貯まって赤字で削られるなら貯まらない。
結局、こういう会社は景気次第で業績・株価・配当額が変動するだけ。
それぞれの変動サイクルが違うので一時的に高利回りになっただけ。

以上が「配当が払える業績・財務」だが、あくまで「払える」。
実際に払うかどうかは経営陣の意欲次第だと思う。これを推し量るのが難しい。
株主還元を重要な経営方針と考え・・・とか調子の良いことを並べてるが、
自分の保身で頭が一杯な経営者がほとんど。
ではどうやって意欲を推し量るか。
(次回に続く)


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posted by 冬葉ツトム at 22:24 | Comment(0) | 方針 | 更新情報をチェックする
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